こんにちは!金欠キャンパーこと『Yuu』です。
この記事では、キャンプ歴2年目の初心者ファミリーが初めてキャンプに行くまでに揃えたものをまとめて紹介します。
私がキャンプを始めたいと思ったとき、周りに経験者がいなかったので右も左も分からない状態でした。全くの素人!!
本屋さんへ行ってキャンプに関する本を読んだり、他の方のブログを読んだりしてました。
今このブログを読んでくれている方も、当時の私と同じだとしたらこんな悩みを持っているのではないかと思います。
『これからキャンプを始めたいんだけど、何が必要で何が必要ではないのか?』
『予算はどれくらい見ておいた方がいいのか?』という事があると思います。
この記事では、最初に揃えておいて良かったもの、買って失敗したもの 今はまだいらなかったものを書いてみようと思います。
同じような悩みを持つ方の参考にしていただけると嬉しいです。
揃えだすとキリがないキャンプアイテムですが、結構自宅にあるもので代用できる場合もあったりします。
そのあたりもアイテムごとに触れていきます。
キャンプ初心者ファミリーが最初に買ったものリスト
テント(インナーマット、グランドシート)
何はともあれ、テントです!
ファミリーキャンプには、寝るところと食べるところを1つでカバーできる2ルームテントが主流のようです。
我が家もあれこれ悩んだ結果、コールマン2ルームハウスMDX+を購入しました。
4人~5人までを想定したテントでファミリーキャンプにはぴったりです!
10回ほど使用しましたが、高さ広さも十分でファーストテントとしては十分なテントだと思います。
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドと迷いましたが、コールマンのダークルームテクノロジーに惹かれたのが購入の決め手になった理由です。
春~秋用のテントを購入するうえで気になるのは、夏の暑さ対策と虫よけ。
前室(リビングになる場所)は、三面開放してメッシュにすることもできるので通気性は確保しながら虫は防ぐことができます。
ダークルームテクノロジー
遮光性に優れた素材を生地に施し、光を90%以上ブロックします。
日光の透過を防ぐことでテント内の温度上昇を大きく抑えることができます。
ダークルームの記事はこちらをどうぞ。
しかも、ルーフフライがあることで、より断熱効果があります。
結露がずいぶんマシになるというのもポイント高いです!
金額はインナーシートとグランドシート込みで約89,000でした。
このインナーシートはあると無いじゃ大違いで、買っておいて本当に良かった物の1つです!
インナーシートとは、部屋でいうところの絨毯です。地面の凹凸や石などを感じにくくしてくれるのでシュラフのみで寝る場合には必須のアイテムとなります。また、寒さや暑さを緩和してくれる効果もある。コットで寝る場合には必ずしも必要ではない。
もちろんシュラフや、インフレータブルマットで十分というワイルドな方もいるかもしれませんが、ファミリーキャンプでお子さんがいるのなら用意しておいて損はないアイテムになります。
グランドシートとは、テントと地面の間に敷いてテントを傷や汚れから守ってくれるもの。雨の侵入も防いでくれる。必須ではないが、テントを長持ちさせたいなら用意した方がいい。
代用するなら?
インナーシートは銀マットなどで代用も可能です。
銀マットに絨毯を敷いて、おしゃれキャンプを楽しんでいる方もいます。
グランドシートはブルーシートでも代用できます。
キャンプ場で結構見かけるので、皆さん上手に代用しているな~という感じです。
テントを変えたとしてもブルーシートさえあれば大丈夫!大きければ畳めばいいんですから。
代用することなど思いつきもせず、純正の物を購入したのですがもちろんピッタリなのでそれはそれでよかったかなと思います。
なぜか(ダークルームテクノロジーの)MDX+がAmazonさんにないのでタフスクリーン2ルームハウスMDXを載せておきます。
ペグ
ペグはテントの付属品として用意されていました。
ただ、プラスチックやアルミ製のため強度が物足りないです。
硬いサイトで使用した場合、壊れてしまうのは時間の問題。
しかも20キロ近いテントが風にあおられた時の恐怖って言ったら、そりゃすごいですよ…
軽いペグだとどこかへすっ飛ばされてしまいそうじゃないですか?
という事で、ずっしり重みのある鍛造製のエリステを買いました。
カラバリも豊富でテントに合わせたカラーが選べるし、片付けの際にも忘れにくいというメリットもあります!
テントのポイントカラーの赤に合わせてペグの色も赤にしました。
なぜか我が家のテント前に隣のサイトのペグが落っこちていた時があったことも。
オレンジのエリステだったので『うちのじゃない!』と子供がお隣りへ届けてくれました☆
ペグハンマー
テントを立てたらロープを通してペグダウンさせるのですが、そのペグが刺さりにくい硬い地面…という事がまぁまぁあります。
打っては石にぶつかるとかしょっちゅうらしい。(旦那談)
ヘッド部分は鍛造仕上げで頑丈、さらに先端の部分には打撃時の衝撃を吸収してくれる銅を使用しているスノーピークのペグハンマーPRO.を購入しました。
ペグハンマーもピンキリなので2,000円台~7,000円と結構開きがありますが、コピー品を買ってすぐに壊れたなんて事になったら嫌だったので最初から本家を購入しました。
使い込んでいくと先端の銅の部分が潰れていきます。
10回やそこらじゃビクともしてませんけどね。
コット
コットとは、キャンプ場で使用する簡易ベッドです。
これがまた、選ぶのが難しかった(汗)
寝心地を他人様の口コミに頼ってネットで買うには不安が残る。いや、口コミ大事なんですけどね。
という事で、実際にアルペンに行って展示してあるコットに片っ端から寝っ転がってみました。
↑オガワのGIコット
↑コールマンのアルミベッド
コールマン、スノーピーク、オガワ、etc…
以外に値段と折り合って気に入る商品がなく、やっぱりネット検索してみると、お手頃価格で口コミ高評価のWAQのコットが良さそうだという事になり私の分だけポチリ。
程度な張りがあり、組み立ても簡単でハイにもローにもなるというのがお気に入りポイントです。
旦那さんは試してみると幅が狭いとかで却下されてしまいました。
肩回りが骨組みにぶつかるようでダメだったよう。
そして前回アルペンで気になっていたオガワのGIコット。
これにワイドサイズがあるという事で幅75㎝のGIコットをポチリました。
この時『車に積めるか問題』を度外視していて、後に後悔することになります…
このオガワのコット、幅75長さ㎝×長さ205㎝もあるので体格の良い方にはおすすめです。
横を向いた時の安定感もあります。
ただし収納時に小さくならないので要注意です。
コットを代用するなら?
う~ん…無理やり考えて車中泊とかですかね。
代用するくらいならなくてもいいんじゃないか?というのが結論です。
ちなみに、荷物を積むスペースの関係でここ数回のキャンプではWAQのコットはお留守番です。
なんだか今は無くてもよかったかな?というギアだったりします。
冬キャンプをするなら、地面からの冷気を感じにくくしてくれるコットはかなり有効かと思いますが、オンシーズンのキャンプではなくてもよかったです。
作ったり片づけたりする時間も節約できちゃいますからね!
ちなみに作るのは小学生でもできるくらい簡単でした。
インフレータブルマット
コットの次に悩んだのがインフレータブルマットです。
コットがベッドなら、これは敷布団にあたるものです。
これもアルペンに展示されていたものを色々と試しましたが、最終的にはWAQのコット×2(大人用)とsoomloomの折り畳み式のもの×2(子供用)を購入しました。
WAQのインフレータブルマットはバルブを緩めておくと自動で空気が入って膨らんでくれるタイプです。
もう少し厚みを出したいときは、直接口で空気を入れることもできます。
インフレータブルマットを代用するなら?
銀マットですかね?
厚手のブランケットを折りたたんでもいけそうですけど、翌日腰にきそう。
銀マット系のものは値段もそこまで高くないので買ってしまった方が快適なのは間違いないですね!
シュラフ2個
夏にキャンプを始めたので、とりあえずシュラフは2個でいっか!
大人はコットにブランケットで行こう!
と考えの甘かった私…
7月でもキャンプ場の朝は結構冷えます。
途中からは子供と一緒にシュラフにくるまって寝ました。
春~秋用のシュラフも各メーカーから出ていますが、我が家はスノーピークの寝袋SSシングルを購入しました。
2つを連結して大きなシュラフとして使うこともできるし、収納してしまえばクッションにもなるし、何よりもデザインがシンプルで好みでした。
収納が若干面倒くさいですが、それくらいで3シーズン使用するのには問題なく使えています。
無駄に家でシュラフにくるまって遊んだりもできます(笑)
イモムシ~!とかやりがち。
シュラフを代用するなら?
オンシーズン限定になりますが、やっぱりブランケットですね。
布団類を持っていくということもできますが、かさばる…
LEDランタン2個
これはファミリーキャンプとしては最低限の数だと思います。
用意したのは光量の明るいルーメナーのLEDランタンと、プラスでもう一個ジェントスのLEDランタンを買いました。
今までのキャンプを全てこの2つで乗り切ってきました。可能といえば可能。
ただ2ルームテントに4人家族では正直暗いし、場合によってはランタンを移動させる必要が出てきたりと面倒くさいです。
次のキャンプまでには憧れのオイルランタンが欲しい…
ルーメナーは最大まで明るくしてしまうと眩しいぐらいです。
2ルームテントのリビング部はこれ1つで十分すぎるくらい明るいです。
ジェントスは単三電池を4本使用します。
ルーメナーほどの明るさはないですが、テーブルに置いたりと身の回りを照らすには十分な明るさです。
ヘッドライト4個
テント内はLEDライト2個で乗り切りましたが、夜の移動時の安全を考えて一人1つずつヘッドライトを購入しました。
トイレに行く時や、炊事場へ行く時など足元が危ないですからね。
基本的にキャンプ場は真っ暗なので、これは買っおいてよかったアイテムです。
Lighting EVERのヘッドライト2個セットの電池式とUSB充電式を買いました。
電池式の方が若干重いかな~ぐらいでぱっと見、どっちが電池式だっけ?となるぐらいどっちがどっちか分かりません!(笑)
電池式は単四を3本使用します。
USB充電式の方は最大150メートル先まで照射することができて、明るさも300ルーメンと機能が良いです。
値段もほとんど同じです。
ヘッドライトを代用するなら?
自宅にあるもので代用するなら、やっぱり懐中電灯ですね!
でも両手が空いた方が便利なのでヘッドライトを買って自宅の懐中電灯を兼ねる!方が正解かもしれない。
クーラーボックス
これも最初に買っておかなくてはならない物でした。
キャンプといえばキャンプ飯!という『食』がメインの場合は必須です。
あと、夏のキャンプでは冷たい飲み物が欲しくなりますもんね!
テント設営後のビールはサイコー過ぎる!!!
我が家はフィールドアのノーザンクーラーボックスの42.5ℓを買いました。
カーキカラーと継ぎ目なしの一体構造、容量に対して値段がお手頃だったこともあって購入しました。
結構重いんですけど、4人家族で2泊ぐらいなら余裕です!
もしクーラーボックスを買わないで夏のキャンプをごすとしたら、食べ物はカップ麺で済ませるとか現地のスーパーでお惣菜を買って済ませる。
飲み物は自動販売機や管理棟で買うという方法で乗り切ることも可能だと思います。
ケトル
これは無くてもOK(笑)
でも最初に買ったものなので一応書いてみます。
キャンプの朝は絶対にコーヒーを飲みたかったんです!
家にあるヤカンでも良かったんですけど、うちのは古いし…カッコ悪いし…
と、貧乏のくせにケトルを買ってしまった。
でもでも雰囲気大事だし!!と完全に自己満足です。
なんか、底の平べったいヤツ、カッコ良いです。
キャンプ道具は家にあるもので代用できる!!
あれこれ必要なキャンプですが、私たちが最初に用意したものはこれぐらいで後は少しづつ揃えていきました。
最初はテーブルも無かったしチェアだって4人家族なのに3つだけで、もともと家にあったキャプスタのもの。
ウォータータンクはダイソーで300円とかで、バーナーもなければクッカーもない!
家にあった防災用のガスコンロとティファールに紙皿。
飯盒もないからご飯はタッパに詰めて持っていきました。
そんな無いない尽くしのキャンプデビューでした。
不便を楽しむキャンプが結構楽しいもんで、無ければないでなんとかなるもの♪
最低限の装備でキャンプデビューしましたが、めちゃくちゃ楽しめました!
あーでもない、こーでもない言いながらギアを選ぶのが楽しいんですよ~。
そして今年もキャンプの沼にどっぷりなんだろうな~(笑)